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天王寺ミオ ハロウィン〜わくわくの魔法にかかるとき〜 天王寺ミオ ハロウィン〜わくわくの魔法にかかるとき〜

デザイン学科 / PickUP
2021/09/14

大阪芸術大学デザイン学科とJR天王寺駅上にあるショッピングセンター「天王寺ミオ」が共同でハロウィンプロモーションを実施しました。

2016年からスタートしたこの取り組みは、今年で6年目。「デザインプロジェクト」の授業の一環で、企画と実行の両方を体験するという取り組みです。

3年生19名が、装飾班・フォトスポット班・ショーウィンドウ班・イベント班の4つに分かれ、デザインからイベントの実施までを学生自身の力で行いました。

ショーウインドウの初期の企画
ショーウインドウの設置図。実際の位置など細かく指定していきます。
完成したショーウインドウ

2021年度も昨年と同様に新型コロナウイルスが猛威を振るいマスク生活を余儀なくされる中で、オンラインでの話し合いや対面での制作などを使い分け実施までの準備を行いました。

授業外でもZoomやLINEなどを使って会議を重ね、天王寺ミオのハロウィンプロモーション担当の方々にアドバイスを頂きながら、どうしたらコロナ禍の中で天王寺ミオに訪れる方々に楽しんでいただけるかを考えました。

また、天王寺ミオのハロウィンをより賑やかにしたいと思い、制作時にも創意工夫を凝らしながら学生たちの手で作り上げました。


期間中に会場を訪れた際も、多くのお客様がフォトスポットで撮影を行うなど楽しんでいただいてる姿を拝見でき、非常に嬉しく思い達成感も感じることができました。

(左)MIO1階のキービジュアル (右)新しいイベントのランプシェード試作
(左)MIO担当を交えてのフォトスポット設置確認 (右)実際に設置されたフォトスポット
デザイン学科 客員教授
山角 悦三 先生

2021年度のMIOハロウィンプロモーションも昨年同様にコロナ禍が収まらない中でスタートしました。
そういう状況において、学生の安全と来場される方の安全を考えなから準備を進めました。
企画の打ち合わせや制作作業のほとんどをZoomやLINE、google、Miroなどのデジタルツールを使用し、対面と同等まではいきませんが、できるだけコミュニケーションが取りやすく無理のない環境を整えました。
それでも紆余曲折ありましたが、学生たちは自分たちの力で企画から制作、運営まで行い「考えていること」と「できること」の違いや、実際に現場で来場された方の反応などを間近に感じて、「考えることつくること」、「力をあわせる」とはどういうことなど、多くのことを学んだと思います。

デザイン学科 空間デザインコース 3年生
高部 穂波 さん

ショーウインドウ担当代表
天王寺駅東口改札前にあるショーウィンドウのディスプレイをメンバーと協力しながら考え、制作しました。
人通りの多い場所にあるショーウィンドウで、どうすれば人の目に止まるか考えながら話し合いを進め、ハロウィンのお茶会をテーマに、鏡を使って裏と表の世界を表現したショーウィンドウを作りました。
装飾物の制作はもちろん、上手く鏡に映るように配置の指示書を作ったりと、初めて行うことがたくさんありましたが、多くの人の協力によって、イメージ通りのとても良いショーウィンドウができました。苦労したこともありましたが、その分多くのことを学べたので、頑張って良かったと思います。

デザイン学科 デジタルアーツコース 3年生
中村 亮太 さん

フォトスポット担当代表
ハロウィンイベントのフォトスポットを担当しました。展示スペースがかなり広いところでしたので奥行きと空間を目一杯使った作品にしようというところから制作を始めました。スケジュール通りに進行することができましたし、おばけのイラストなど素晴らしい出来で制作した自分たちも満足のいく作品ができました。
実際に展示スペースに足を運んだ際、既に何組か利用してくださってる姿を見れたので、今回の制作はすごくいい経験だったと思います。

デザイン学科 デジタルアーツコース 3年生
熊取谷 朱莉 さん

装飾担当代表
今回このミオハロウィンではみんなでイベントを盛り上げる楽しさと大変さ を肌に感じました。
私は、キービジュアルと装飾チームを担当し、装飾チームでは壁にハロウィンをモチーフにした絵を額に入れて飾るという案を採用していただきました。
今年もコロナの中で対面でできるイベントはできませんでした。
しかしその 分にデジタルアートのメイキングを取り入れたり装飾ではどれだけ環境を配慮し視覚で感じていただけるかを考えさせられました。キービジュアルは私 にとってチャレンジングでいい機会でした。
MIOの担当の方や友人からの意 見も参考にしどれだけターゲットにあってなおかつ明るくて楽しいハロウィ ンを表現できるかを意識しました。 実際、イベントに行ったところ女子高校生や大人の女性または家族でいらっ しゃる方もいて大変賑わっていてすごく嬉しかったです。自分たちで盛り上げたイベントでたくさんの笑顔が見ることができ大変貴重でいい経験をさせていただいたと感じております。

デザイン学科 イラストレーションコース 3年生
山本 耀一 さん

新しいイベント担当代表
今回の天王寺MIOハロウィンプロモーションに「新しいイベント班」として携わりました。
コロナウイルスの影響で接触型のワークショップが行えない中、いかに魅力的なコンテンツを提案することができるのか、試行錯誤を繰り返しました。
結果、「家庭でできるランプシェード作り」のアイデアを提案し、「+MIO(天王寺MIOのウェブマガジン)」に掲載していただきました。時代に合致したイベント形態の提案やグループでの話し合い、試作品の制作など苦労することもありました。
しかし、課題に粘り強く取り組むことの大切さを学んだり、自分たちのアイデアが社会に出ることの喜びを感じることができました。私はイラストレーションコースを専攻しており、絵本や銅版画の制作に興味があります。今回学んだことを生かして、これからも頑張っていきたいと思います。

デザイン学科 デザインプロデュースコース 3年生
門田 茉子 さん

運営担当代表
プロジェクトでは運営メンバーとして、スケジュール管理・各班の情報共有・予算管理・経費データ作成・zoom授業での進行をしました。
コロナ禍の中でzoom上で4つの班の状況把握と進行は中々に難しかったですが、運営メンバーと各班のリーダーさんと授業外でzoomでミィーティングをしたりと、学生間でスケジュールや予算運営の話し合いが行えました。
同時に、オンラインでのコミュニケーションの難しさに苦労しました。私はデザインプロデュースコースに所属しており、今回のプロジェクトではマネジメントを実際に運営のメンバーと他のチームリーダーと話し合いながらこのコロナ禍の中でどうしたら円滑にプロジェクトが進むのかを試行錯誤し、実行出来たことが良い経験になりました。この経験を生かして、これから活躍していきたいです。