舞台芸術学科3年生たちによる特別公演が、昨年に続いて兵庫県立芸術文化センター中ホールで開催されました。演出を務める舞台芸術学科教授の内藤裕敬先生は、大阪芸大に在学中の1980年に南河内万歳一座を旗揚げして、いまや日本の演劇界を代表する存在となっています。
そんな内藤先生が演出する「ハムレット」は、なんとパジャマ姿のキャスト達がふとんを持って集まってくるところから舞台が始まりました。シェイクスピアの世界を現代につなぐ「六畳一間の男」という登場人物が設けられたり、舞台の進行とともに主人公のハムレットの役回りが変化していくなど、誰も見たことがないようなハムレットの舞台となりました。