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Q展について① Q展について①

キャラクター造形学科 / その他
2017/12/09

次なるステップに向けて!2年生が主役の展示会

学校主体の展示・発表イベントといえば、3、4年生たちが主役となることが多いですが、キャラクター造形学科で開催される「Q展」の主役は2年生です。展示ブースには、各コースで培ってきた技術と知識の結晶となる漫画、アニメーション、ゲーム、フィギュアなど、個性的な作品がずらりと並びます。

「Q展」では、これらの作品をQ展運営委員が中心となって毎年展示コンセプトを考え、それに基づき全員で展示します。

2年生というポジションは、4年間の大学生活の折り返し地点を迎える直前です。そして、この「Q展」で自身の現在地を確かめ、新たに課題や目標を見つけ、次の2年間をより有意義なものにしていきます。

Interview

キャラクター造形学科 アニメーションコース
菅沼 寛一さん

たった30秒の時間がこれほど長いのか、と思ったことは今までありませんでした。2015年の「Q展」で、制作したアニメーションのことです。目玉焼きをつくる過程を表現したのですが、スムーズな動きをなかなか表現できず、同じコマを何枚も描きました。それだけに実際に展示までたどり着いたときには言葉にできない達成感がありましたね。<br>また、自分の見聞を広げるために、運営委員会の委員長として全体のプロデュースも担当したのですが、こちらは作品制作とは違う難しさに戸惑いました。みんなが気持ちよく参加できるようにするにはどうしたらいいのだろう。そのことを念頭に置いて運営に携わったのですが、さまざまな人たちが集まってひとつのイベントを運営していくので、うまく連携が取れずに衝突することも。連絡を密に取ることの大切さを学びましたね。また、会議やイベントの進行が以前に比べてスムーズにできるようになったと感じています。<br>これまではアニメのプロデューサーになりたいと考えていたのですが、今回の経験をとおしてイベントの企画・運営などもおもしろいなと思うようになりました。今後もこうしたイベントを積極的に仕掛けてみたいですね。

キャラクター造形学科 ゲームコース
田中 盛之さん

僕の所属するゲームコースでは、いくつかのチームにわかれてボードゲームの制作に挑戦しました。<br>担当の細田伸明先生からは、事前に「オブジェとしても楽しめるボードゲームをつくってほしい」とミッションが。ゲームとしておもしろいだけでなく、機能性やデザイン性もすぐれたものをつくらなければいけないので、アイデア出しのときにはチームのみんなで試行錯誤しましたね。<br>そのすえに辿り着いたのが、ボードの裏面をブラックボードにして書き込みをできるようにして、日常生活のなかでも使えるようにするというものでした。このアイデアに対しては、細田先生からも実用的だと好評を得ることができて、とてもよかったです。<br>将来はゲームプランナーになりたいと考えているので、「Q展」のように企画段階から携わっていくイベントはとてもいい経験になりました。現在は個人でもゲームの制作をしているので、そうしたなかでも学んだことを役立てたいと思います。

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