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OSAKA光のルネサンス×大阪芸術大学 大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング 『OSAKA ART CITY 都市とはアートである』 OSAKA光のルネサンス×大阪芸術大学 大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング 『OSAKA ART CITY 都市とはアートである』

アートサイエンス学科 / 産官学連携, その他
2017/01/01

大阪の冬を彩る光の祭典『OSAKA 光のルネサンス』。200万人以上が訪れるこのイベントのプログラムのひとつ『大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング』に大阪芸大生と一般公募により参加した高校生が挑みました。総合プロデューサーを務めるアートサイエンス学科客員教授の村松亮太郎先生と教授の中川志信先生のもと、学生たちは「0 × 0 =∞ (無限大)」をテーマに、6月から約半年にわたってワークショップを実施。映像制作の基本を学びながら、ゼロから作品をつくりました。

完成した作品は、クリスマスシーズンに12日間にわたって公開。点灯式には村松先生だけでなく、プロジェクトに参加した学生たちも挨拶し、作品の見どころなどを力説しました。

学生たちが描いた絵をベースに、CGでビジュアル化して完成されたこのプロジェクションマッピング作品。大阪の街が過去から未来に向かってどのように変化していくかがストーリーとして描かれています。文化・芸術の象徴である都市・大阪の姿をありありと映し出したすばらしいエンターテインメント作品として、多くの人々の目を楽しませました。

デザイン学科 グラフィックデザインコース
鍜治 朱音さん

私が「大阪市中央公会堂・プロジェクションマッピング」に参加したのは“デザインを動かしたかった”から。これまでは本の表紙やグッズのデザインなど、いわゆるグラフィックデザインの領域にとどまった作品制作が多かったのですが、そこからはみ出したことがしたかったんです。
実際、このプロジェクトのチームメンバーとして参加させていただいて本当に多くの学びがありました。大阪中央公会堂を舞台にプロジェクションマッピングを施す。しかも大勢の人に見てもらうことを念頭に置いて企画を考えていかなければならない。そんな壮大なこと、ひとりではとてもできなかったし、チームで取り組めたからこそ成功できたのだと思っています。
これから先、もっと大きなプロジェクトに携わる機会もきっとあるはず。そのときにチームを引っ張れる人間に私はなりたいので、自分の技術や知識をもっと高めていきたいと思います。

デザイン学科 グラフィックデザインコース
川内 美佳さん

「こんなことができるんだ!」かつてテレビで観たプロジェクションマッピング作品に感動したことを覚えています。それが今回のプロジェクトに参加するきっかけになりました。とはいえ、最初は村松先生のお手伝い程度だと思っていたのですが、蓋を開けてみたらテーマをつくるところからのスタート。そこからアイデアを出し、それを具体的なビジュアルにし、そしてプロジェクションマッピング作品にしていくのはなかなか大変でしたが、今まで経験したことがないことだったので大きな刺激になりました。そして、ここで経験したことを糧に新しいことにもチャレンジしたいと思っています。そのために、まずはパソコンを使えるようになりたい!じつは高校まで絵ばかり描いていたので超アナログ人間なんです(笑)。大学の授業でも使っているのですが、まだついていくのがやっとなので、2017年中に使いこなせるようになればいいなと思っています。そして将来は、村松先生のようなビッグなクリエイターになりたいです。

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