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頭でなく、身体で感じるアート「Music Festival, teamLab Jungle」はどんなものだった? 頭でなく、身体で感じるアート「Music Festival, teamLab Jungle」はどんなものだった?

アートサイエンス学科 / 産官学連携, その他
2016/12/01

光に包まれる超圧倒的空間で 踊りながらアートを体験!

これまで数々のデジタルアート作品で国内外を沸かせてきたウルトラテクノロジスト集団・チームラボ。その代表であり、アートサイエンス学科の客員教授を務める猪子寿之先生が手がけたのが、『ミュージックフェスティバル チームラボジャングル』です。

2016年12月24日(土)〜2017年1月9日(月・祝)の期間、堂島リバーフォーラムを舞台に「参加者みんなでつくっていく、まったく新しい参加型音楽フェスティバル」をテーマにした幻想空間が生み出されました。たとえば「Lights Chords」では、光に触れることで光が跳ねるとともに、色も変化。多くの人がジャンプしながら光に触れます。また「Light Vortex」では、光を利用した彫刻を構築することに挑戦。幾重もの光の線が重なり合い、空間に立体物が誕生していました。こうした今までにない表現に挑戦していけるのが、アートサイエンス学科の特徴と言えます。

そして会場では、多くの大阪芸大生が活躍したことも忘れてはいけません。舞台芸術学科の学生たちは、フェスティバル開催時に動物の面姿で黒子役として活動。観客たちを先導する役割を担いました。また音楽学科の学生は、音響チームに参加して、音出しなどを担当。そして工芸学科、演奏学科、初等芸術教育学科などの学生たちが、同時開催されたワークショップで多くの子どもたちを笑顔にしました。

「アート」と「サイエンス」はまったく異なる存在に見えますが、どちらも人に見たことのない世界を開く力を持つもの。開催期間中も日々進化する演出と観客の反応に、学生たちはアートとサイエンスが開拓する新しい世界を感じたのではないでしょうか。

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