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HIGH! HIGH! HIGH! 2018 HIGH! HIGH! HIGH! 2018

芸術計画学科 / プロジェクト, 産官学連携, その他
2018/08/03

人気ラジオ番組から生まれた音楽フェスの運営を 芸術計画学科の1回生たちが体験!

音楽好きの10代、20代から絶大な人気を誇るFM802のラジオ番組「ROCK KIDS 802-OCHIKEN GoesON!!-」が生み出した屋内型音楽フェスティバル「HIGH! HIGH! HIGH!」。関西屈指の大規模ライブハウス・なんばHatchで8月3日に開催されたこのフェスに、芸術計画学科の1回生たちが運営スタッフとして参加しました。

場外整理や来場者数のカウント、チケットのもぎり、フェスの参加証であるリストバンドの配布、観客の誘導・案内、お弁当の配布、折り込みチラシのセッティングから配布まで、さまざまな業務を行いました。

“本物”だからこそ得られた貴重な経験値

“本物”の音楽フェスティバルならではの緊張感が漂うなかだからこそ、得られる経験は計り知れないものがあります。今回、学生たちが一緒にフェスを運営したのは、現場を熟知したプロのスタッフたち。「わからないことがあったときは勝手に自分で判断しないこと」「お客さんからタイムテーブルを聞かれたときは、ライブは時間通りいかないこともあるため『〜の予定です』と答えること」といった指導が学生たちにされました。裏方の仕事の重要性やイベント運営における留意点などを学び、フェスが終盤を迎える頃には、学生たちの顔つきも“プロ”そのものに変化していました。


この日は、ロックシーンで活躍する7組の人気アーティストがステージに登場。9mm Parabellum BulletやTHE BAWDIESなどのバンドと並び、大阪芸大出身のスリーピースバンド、ヤバTことヤバイTシャツ屋さんも出演しました。『ハッピーウェディング前ソング』や『鬼POP激キャッチー最強ハイパーウルトラミュージック』といった代表曲や、FM802の番組出演がきっかけで生まれた『サークルバンドに光を』など珠玉の9曲を熱演し、会場を大いに沸かせました。熱気に包まれた7時間に及ぶフェスは無事幕を閉じ、観客にとっても、学生たちにとっても、特別な一日となりました。

芸術計画学科
太田雅光さん

音楽フェスティバルといえば、これまで「COUNTDOWN JAPAN」や「コヤブソニック」などのイベントにお客さんとして参加したことしかありませんでした。だから今回、運営スタッフができるということで、「やっとこっち側に来れた!」というような不思議な高揚感があり、吸収できるところは吸収していこうと、現場で活躍している方々に自分から積極的に声をかけさせてもらいました。芸術計画学科の教授でもある村上敬造先生のように、僕は将来スポーツイベントをプロデュースする仕事に就きたいと思っています。今回の「ROCK KIDS802」では、本物のプロデューサーの方に「出演バンドのモチベーションを上げる工夫」や「観客の動線を意識した場作り」といったレクチャーをしてもらえました。学校で座って授業を聞いているだけではなかなか得られない経験で、“自分が思い描いている将来像へのレールに乗れた”と実感できる瞬間でもありました。

芸術計画学科
石川真由さん

今回のイベントをすごく楽しみにしていて、前日は眠れないほどでした。オープンキャンパスや大学内で開催される展覧会のイベントなどは、スタッフとして参加したことがありましたが、あのFM802が主催する本物の音楽フェスで、運営側に入るのは初めてだったからです。スタッフの立ち回り方や、このイベントを楽しみにしてやって来たお客さんに対してどう接したらいいか、どんな配慮が必要なのかなど、いろんなことを学ぶことができたと思います。バンド活動をしていきたいと思っている私があえて芸術計画学科で学んでいるのは、セルフプロデュースもできるマルチプレイヤーになれたらいいなと思ったから。その意味でも今回の経験は貴重なものになりました。